流産する話をしよう

流産の話をしよう。

授かった二人目の子供を流産した。
した、というかする。
いまこれを書いている現在、まだ腹のなかにいるからだ。

昨日病院に定期検診いった。
そこで赤ちゃんが育っていないことを告げられた。
2週間の検診で心音が確認されて一安心しただけに思いがけないことだった。
まだ予定日もしらされていなかったので自分で調べるしかないが10週目ぐらいだ。

4日前から少しの出血と腹痛があり、産院へ電話で相談していたが、妊娠初期だからよくあることだし具体的な処置もできないから次の定期検診の受診で問題ないと言われた。
赤ちゃんのおおきさからいって前回の検診の直後から育たなくなっていたようなのでこのとき受診してもいっしょだったんだろうなと思う。

医者からは12週で流産する確率は15%ほど。原因は赤ちゃん側の問題だからお母さんが気に病むことではないよと言われた。
まぁ知識として知っているので大丈夫だが、それでも風邪ひいたり胃腸炎になったりしたのがよくなかったのかもと頭の片隅をよぎる。

家族になんて話そうか。
帰りの車のなかでシミュレーションしたが、そのまま伝えるしかない 。
「そっか残念だったね」
夫が他人事みたいなことばに少しショックをうけたけど、あ、このひともショックなんだろうなと分かったのでできるだけ明るく振る舞った。


流産ときいて、ショックだったけど、次に考えたのは「これで長期のプロジェクトにかかわれる」だった。そう思ってしまう自分にまた落ち込む。
赤ちゃんを楽しみにしていた自分と同じぐらい、妊娠なんて面倒ごとを止めれてよかったって思う自分もいる。
この3ヶ月近くをつわりに悩まされ、持病の薬は止めざるを得ず症状は悪化した。娘から風邪を移されても薬のめず、1ヶ月以上咳こんでいる毎日だった。体がつらい。
仕事も、いつ体調くずして休むかしれない身で新しい企画なんかだせる訳もなくつまらないななんて思って、仕事をこなしてた。
妊娠してる体が面倒だった。
なんで女だからってこんな思いしなきゃいけないの?
やめれるならやめたかったんだって気がついた。自分でそんなこと決められないけど。

医療とか科学の研究がすすんで、はやく保育器みたいなやつで赤ちゃんが育つようになるといいね。イメージはドラゴンボールフリーザの船にあったが傷を治療するマシーンみたいなやつ。
孫には「えー、おばあちゃんのときって、自分のお腹で赤ちゃん育ててたの?! 猫みたいに??? え、そんでそんなとこからうんちみたいに産むの!?!?うそーーーー!怖いーーー!」って言われるんだ。よいと思う。

さて、流産の方法だけど、とりあえず一週間は自然にでてくるの待ちましょうといわれて自宅療養中です。
いまは、夫が娘を実家につれていってくれているので安静にしていられる。ありがとう夫。ありがとうございますお義母さん。
いま生理痛みたいな腹痛と生理痛4日目ぐらいの出血。
いつでてくるかわからないのでせっかくの年始休みに外出もままならない。外出先で血みどろにはなりたくない。
とりあえず妊娠してたらできないことをすべきでは?と思って春コミの申し込み締め切りを確認してきた。まだ間に合う。
12週まで腹のなかにいてくれたら産休がとれるから原稿もできるのでは?という皮算用をしてみる。
腹がいたい。
あとさっき念願のPS4買った。
腹が痛いのでパッケージあける気力がないが、流産したあとで買いに行く元気もなさそうなので今購入した決断は間違ってない!とおもう。

流産した後はなんか心境もかわってるかもしれないので現状を綴っておく。
後で続き書くかもね。